秋の穏やかな夕焼けです．

先日，

朝の情報番組で

母校日大の細菌学教室の前教授が出演していたとのこと．

歯周病の最近でアルツハイマー型認知症にとの内容だったとのことです．

口腔内の細菌が全身に影響を及ぼすことは，

色々解明されてきました．

ところが，

慢性の疾患であり，

じわじわと蝕みます．

実に厄介です．

口腔内細菌のコントロールは重要ですよ！

そのためのエアフローです．

とても効率的に，

口腔内のバイオフィルム除去を行えます．

もあ歯科医院では，

あらゆる治療の前に

まずは，

エアフローです．

抜歯するにしても，

口腔内細菌が多い状態で抜歯．

ドブ川で開腹手術できますか？

ということです．

こういった基礎研究をされている先生方は

本当に凄いと思います．

学生時代，

細菌学の実習で最近の形態をみても興味は持てず，

卒後は

口腔外科の第一講座に所属し，

臨床に重点を置いていたために

基礎系を低くみていた自分が恥ずかしくなりました．

友人がこの細菌学教室に所属したときは，

基礎系に行くの？，，

と．思いましたが

彼は今は准教授で，

十分に教授を狙える位置にいます．

当時は考えたこともなかったことです．

わたくしには細菌の実験はできませんので，

日々の臨床で

良い医療を提供することに全量を注ぐまでです．