形態的な異常に加えて機能的な異常も伴います。
- 食べ物が噛めない
- 飲み込めない
- 話しづらい
- 鼻呼吸ができない
- 姿勢が悪い
それは、「口呼吸をしている」ということです。
この時期の矯正治療は、発育に問題のある部分を矯正装置によって正常に戻し、順調な発育を促し、バランスのとれた顔、口もと、歯並び、お口の機能の完成を目指します。また、治療と共にお口や顎の機能をトレーニングすることも大切です。
歯並び、噛み合わせが悪いことを「不正咬合(ふせいこうごう)」と言います。
この原因は「遺伝的」と「環境的」の2つがあります。遺伝的な要因は、あごの骨や歯の形・大きさに関連し、環境的な要因は指しゃぶりなどの習慣や食生活が関係していると言われてます。
それは、「口呼吸をしている」ということです。
お口は、食べる、話す、表情をつくるという役割があります。口呼吸する人はそれらの役割にプラスして呼吸をしているわけですから大変です。食事をしながら呼吸をしているため食が細かったり、丸のみをすることにつながり話しながら呼吸をしなければならないので話しずらさへとつながるのです。
そして鼻は、においを嗅ぐ、フィルタ(空気を暖める、ほこりの侵入を防ぐ、加湿)、「呼吸をする」という役割をしています。鼻で呼吸できず口呼吸することで、上記のような症状があらわれるのです。
歯列育成矯正(小児矯正歯科)とは、不正咬合を改善する矯正方法です。成長期のお子様のまだくっついていない上アゴの真ん中にある「骨のつなぎ目」を装置で広げます。外見的な美しさのみを目的とする矯正方法とは異なります。
装置で広げていくことで、顎と顔面の骨そのものの発育の遅れ(発育不全)を取り戻し、健康な体をつくると共に体本来の正常な機能を、正常な発育を促すことで、結果として不正咬合を防ぎ正常な顎顔面と良い歯並びをつくることができます。
お子様の歯並びが気になる場合、早めのご相談をおすすめしております。
顎を広げる治療が必要となった場合、特に急速拡大装置を使用する場合には6〜12歳(その前後も含みます)までに治療をしなければいけないためです。
お子様が大人になった時に矯正をすると骨格ができているので歯並びを整えるために抜歯をする必要が出てきてしまったりします。単に抜歯をして、見た目の歯並びのみを整えるワイヤー矯正だけでなく、当院では歯列発育矯正により、歯並びを根本から治療し、体そのものを健康にそして機能的でバランスのよい咬み合わせを作る矯正を行っています。
歯列育成矯正は、歯を抜くことはほとんどありません。
お子様の健やかな時間を増やすためにも早い時期に解決しておくことが大切です。
お気軽にご相談ください。
小児矯正歯科 | 550,000円 |
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インビザライン(マウスピース矯正) | 935,000円 |