コロナの感染拡大により，

世の中，

すべてが変わってしまいました．

歯科の世界でもです．

歯科の世界では日常の診療の他に，

知識，技術の向上目的に，

講習会での自己鍛錬があります．

もあ歯科医院では，

歯科医師は勿論ですが，

歯科衛生士にも，

努力義務として自己鍛錬を課しています．

逆説的に言うと，

自己鍛錬を望まない人材は，

もあ歯科医院の採用基準から外れることとなります．

この自己鍛錬，

意味するものは講習会ですが，

歯科の世界でも，

オンラインが多くなってきました．

これまでコロナ前，

歯科の世界ではオンラインはほぼ無く，

実際に現地に赴き，

講師の先生の話を伺っておりました．

コロナ禍で多くの講習会が中止となり，

私の手帳も真っ白でした．

しかしながら，

オンラインでなんとか講習会が開催されるようになりました．

実習はできませんが，

講義中心の講習はオンライン可能です．

先日は，

平時ならば博多で開催されるセミナーが，

オンラインで開催されました．

私の師事する，

中村先生の講義で，

内容はインプラントです．

会場ですと30人くらいですが，

オンラインの参加人数，

なんと１００名です．

全国からです．

平時ならば，

水曜の午前まで診療，

午後，

空路で羽田から福岡，

夕方に講習会

帰りないので

福岡泊．

木曜日の早朝，

空路で羽田帰投と，

なかなかの強行軍です．

野武士軍団の

西鉄ライオンズも真っ青でしょう．

オンラインならば

横浜で参加でき，

効率的です．

もちろん，

オンラインでは実習もできないですし，

臨床上の微妙な機微などはわかりません．

臨床上の微妙な機微．

実はこれが重要です．

教科書を読んだだけでは臨床はできません．

臨床上の機微ができなからです．

実例として，

約２０年前，

東大卒の天才が，

矯正の教科書を読んで，

自分で矯正をしている人を診ました．

うまくはいっていませんでしたが，，

臨床は教科書ではうまくいかないと示してくれました．

話は戻りますが，

歯科の講習会，

コロナが小康状態の時は福岡や熊本に伺い，

制限がかかっている時はオンラインになるとは思いますが，

しっかりと学び，

より良い臨床を提供できるように頑張ります．