もあ歯科医院のユニットにあるこの掃除機みたいな筒，

「口腔外バキューム」といいます．

この口腔外バキューム，

どのくらいの換気能力があるかというと，

１台あたり，毎秒５０リットル，

この数字，

よくわからないので航空機を調べました．

ANAのサイトからの情報によると，

航空機は

「乗客一人当たり・1分間当たり＝約200リットル（ドラム缶1本分）以上の空気が換気されています。」

時間単位が違うので，

１分間に揃えると，

口腔外バキューム　：毎分３０００リットル（ドラム缶１５本分）

航空機　　　　　　：毎分２００リットル（ドラム缶１本分）（乗客一人あたりの換算）

と，

患者様一人あたりでは，

１５倍の換気能力となっています．

もあ歯科医院の口腔外バキュームは５台．

そうすると，

１分間に，

ドラム缶７５本分の空気が入れ替わっていることになります．

ドラム缶７５本分ですよ!

凄いですね！！

なので，

もあ歯科医院の診療エリアでは，

そもそも，

エアロゾルが発生しても，

その場で回収するため，

エアロゾルの浮遊はなし．

万が一エアロゾルが浮遊しても，

医療用大型空気清浄機で除去．

と，

完璧な環境ではないでしょうか？

大学病院でも

ここまでの清潔な環境を

皆さんに提供できません．

あんしん安全な医療は，

診療室の環境からです．