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インプラントのオペ前に考えること、
いろいろありますが、
順天堂大学、小児外科の山高教授の言葉です。
そのとおりと考えます。
歯科は、外科的な要素が多いです。
失敗は許されません。
ですので、
集中、精神の安静が、極めて重要です。
術者はもちろん、コメディカルも含めです。
当院では、患者様のおいでになる前の朝の時間、川の流れの音が院内に流れています。心を落ち着かせるためです。音源はユーセンです。ユーセンにはじつにいろいろなチャンネルがあり、こんなチャンネルがあるのかとおもいました。
インプラントのオペ前には、必ず手術予定表を作製しますが、
一通りのプランだけで、決め打ちみたいなことは決してしません、
三通りくらい考えています。
あまり多すぎてもよくありません。
実際に始めてしまったら、後戻りできません、
飛行機のパイロットの思考に似ているかもしれません。
自動操縦とは言え、
最終目的地、緊急の際の着陸可能な空港、予想される天候、
それに伴い飛行ルートの調整、等、
離陸してから考えても対応が間に合わないのです。
その点、
ガイデッドサージェリーは、
飛行機でいうところの自動操縦に例えられます。
そして、術中の微調整、
事前のシミュレーションと比べて、
骨が固いか柔らかいか、
細いか、厚いか、
粘膜が厚いか薄いか、
などを感じ、
用意した三つほどのプランの中から、
最適な解を導きます。
これもパイロットたちの事前のブリーフィングから飛行中に考えることと似ています。
ガイデッドサージェリーがなかったら?
飛行ルートも設定せず、飛び立つ飛行機のようなものです。
飛び立ってからあたふたしても遅いですよー
有視界飛行時代のゼロ戦パイロットクラスでしたら大丈夫かとおもいますが、、
もあ歯科医院、
最良の治療を行うために、事前準備を怠りません。