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もあ歯科医院は、
定期的に院内研修を行なっています。
時には外部講師を呼び、
時には、
わたしが講師をします。
院内研修、
レクレーションの
要素は全くなく、
真面目な研修です。
内容は、
多岐に渡ります。
前回の研修内容は、
洗浄滅菌から、摂食・嚥下
まで網羅してます。
内容が多岐にわたり、
また、
極めて濃厚。
そんな地獄の研修ですが、
もあ歯科医院の
スタッフは、
しっかりと、
研修完了しました。
歯科医師でも難解な
摂食・嚥下の内容を
わたしが話せるのか?
一応、
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会の
認定士です。
この、
摂食・嚥下の分野は、
いろいろ
武者修行してきまして、
藤田保健衛生大学、
聖霊三方ヶ原病院、
阪大、
東京医科歯科、
などです。
本当に武者修行でした。
ある大学では、
門前払いでした。
こんななかで、
東京医科歯科大学の
嚥下の日本での第一人者、
戸原玄
准教授には、
いろいろ教えていただきました。
戸原先生のセミナーの際に、
弟子入りを志願して、
弟子入りを受け入れていただきました。
院内の
もあ歯科医院では、
直接は嚥下リハビリテーションは行なってませんが、
診療の方向性は、
この、
摂食・嚥下の知識、経験が
ベースとなっています。
高齢者になった時、
健康寿命、
クオリティオブライフを
考えると、
しっかりと
歯があって、
咀嚼できることが
重要です。
しかしながら、
要介護になった時、
歯がない方が
管理は楽です。
スポンジなどで拭えば
オッケーですからね。
このことは、
一年前、
世界のリンデ先生も
「ジレンマだ」
言ってました。
もあ歯科医院が、
すべてをカバーすることは
不可能ですので、
もあ歯科医院の使命は、
健康寿命に寄与すること
咬合の育成、再建、
と定義しています。
したがって、
摂食・嚥下リハビリテーション
まではできませんが、
思想としては、
要介護まで考えての診療です。
摂食・嚥下の修羅場の経験を
生かしています